第7話『めざせゴールイン!七転八倒結婚協奏曲、の巻』3

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さて翌日。
朝一で、ブラ様が
自発的にエイブス家にやってきました〜。
…本当は呼び出すつもりだったのに!嬉しい偶然勃発です。

企みにより正装したジェクさんが迎えに出ます。

J「よお早えな…っておめえ、着替えてねえじゃねえか!」
B「ん?ああ…。ははは、あいにく替えが無くてね」

何着てもその
頭巾のおかげでギャグになっちゃいますもんね〜。
嬉しい偶然その2!続けざまに渋ロンも自発的にご来訪!!(感激)
私の企みを知ってたかのように、お父さんズ勢ぞろいです。うわあい!

渋「ふ…。来てやったぞ」
J「ああ!?おめえも着替えてねえし!
 ったくよお…お前らやる気あんのか!?」
B「ははは。大事な一人娘の結婚式だ。やる気は有り余る程だよ」
J「どうだかな…」

そうです。彼らは二人に黙って、結婚パーティを開催する気なのです!
その頃。何も知らないティーダは、ジェクさんの指示するまま
正装して降りてきました。

T「ったく…今度は何する気だよ、オヤジのやつ…」

前回のパーティのトラウマか、何だか不信そうです。
その後。テレポーターの力で、他のメンバーも続々と招集されました〜。

若「全く…どうしてあいつはこう、思いつきで行動するんだ…!」

若ロン、前回に続いての無理やり召集に、なんとも不服そう!
でもきちんと正装してますね。さすがの真面目さです。
続いてリュックもご来訪!

リ「えへへ〜。なんかドキドキするね!」

…ゴスロリドレスなのは私の趣味です…
(あまりに可愛かったからつい…)
リュックなら着こなせるだろうと思ったんですが、期待通り!
かわゆいのう…
仔ティもちゃんと正装して来てくれました!
うふふ。よく似合ってるわよ〜。

仔「…アーロンが迷惑かけて無い?」

うん、大丈夫よ。
今のところ。

そんなこんなで、ほぼ全員そろいました!
もちろん主賓のユウナも到着です。
ただのパーティだと思い込んで、振袖姿でのご来訪。

T「……まさか……!」

オールスター勢ぞろいで、ようやくティーダも事情を察して来た模様。




とその時!!


ど!どうしたの皆!?

突然の大騒ぎに、プレイヤーが混乱していると、
強制的に画面が切り替わりました。

……そこには。


芸能人が!



(呼んでもいないのに…)

芸「はははは。楽しそうなパーティだね!
  参加させてもらうよ!」

遠慮します。

…なんつっても強制イベントなので無駄なわけで。
う〜!今日ばっかりは邪魔だな〜、FF以外のキャラは…
まあ、縁起物ってことで…よしとするか…。
などと思ったのが運のツキ。
こやつのお陰でこのパーティ、

散々な結果になるのですが

……それはまだ、誰も知らないのでした。
J「……なんだか余計なのも混じっちまったが
  これで全員揃ったか?」
T「オヤジ…これって…」
J「けっ……お前に任せてたら、何年かかるか解らねえからな。
  な〜にグズグズしてんだよ!おら!行って来い!!」
T「……行くッス!」

父親に背中を押され、ついにティーダ、覚悟をきめた模様です。

皆が芸能人に気を取られている中、まっすぐ進む先には、ユウナの姿が…



緊張の一瞬…!

T「ユウナ!」
Y「え!?あ…うん、なに?」

芸能人登場に呆然自失だったユウナ、
ティーダの一言で我に返りました。
次の瞬間。
おもむろにひざまずいたティーダは、スっと懐に手を…

Y「ティ・ティーダ!?」
T「……驚くかもしれないけどさ……」

そう言いながら取り出したのは…
指輪です!(給料3日分)

T「これ、受け取って欲しいんだ」
Y「えっ…ええ…!?」
T「――結婚、しよう!」


――言っちゃった!

>さあユウナの返答は…!?