第7話『めざせゴールイン!七転八倒結婚協奏曲、の巻』2

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さて。
プレイヤーを盛り上げるだけ盛り上げて置いて、
最悪の結末を迎えた昨夜のピュアなアレ(未遂)から一夜が明け…

エイブス家のチャイムが鳴らされました。

なんと、ユウナがプレゼントを持ってご来訪です!

(ついでに恐怖の大王お父上まで付いて来てしまった模様ですが<下部>
見なかった事にしましょう)
傷心を癒すべく泳ぎまくってたティーダ、慌てて応対に。

T「ユ・ユウナ!?」
Y「あの…ね。ゴメンね、昨日」
T「ああ…!そんなの気にしてないっスよ!」
Y「良かった…!あのね…、これ、作ったんだけど…」
T「マジっスか!?」
T「嬉しいッス〜」

もらったプレゼントを前に、幸せそうなティーダ。
さっきまでの落ち込みぶりが嘘のよう。

さんざん貢いだあげく、肝心な時に拒まれても
菓子折り一つで、あっという間に元気回復です☆

……青少年は、簡単でいいですね。

と、その時!





ドンガラガッシャーン。


…台所からニブイ音が!?
慌てて視点を移動させると…



B「あっはっはっはっは。これは参ったね」

ブラスカ様がコーヒーメーカー破壊してました☆

…頼むから。
頼むから大人しくしてて下さい、ブラスカ様…(めそり)



このブラスカ様の奇行のおかげで
プレイヤーはしばし、修理屋を呼んだり、ジェクさんにブラスカ様の相手をさせたり
さらに続けざまに来訪したルールー&若ロンの応対に出たりと

ティユウへの注意を怠っておりました。

次の画面は、落ち着いてふとカメラを向けた時に
起こっていた出来事でございます。



ちょっと目を離した隙に…



飛び込んでた!


…その上…
回っちゃったよ!!

T「あははははは!」
Y「うふふふふふふ!」

…ラブラブです。
とってもラブラブです。

男女が逆ならね。


……男らしいにもほどがあるぜよ……>ユウナ。


あまりの事に、しばし呆然と画面を見詰めていたプレイヤー。
そう。
そうです。

あまりのユウナの男らしさに、

すっかり油断していたのです…





――ええ。

それは突然訪れました。





がばちょ。



……。


………!?



あああああ!Σ(´д`)


ちゅ・ちゅーしちゃったよ!

ピュアなキスしちゃったよ!!

私が散々シチュエーション考えて、練りに練ってた
大事な儀式を…


よりにもよって、こんな…客人3人+ジェクさんがうろつき


修理屋のオヤジがせっせと仕事中


台所で済ませちゃったよ!!!!




しかも……




←全然ピュアじゃ無いです。
(股おっぴろげてますがな〜)
…はあ…。

経過はどうであれ、こうなってはもう止められません。

ほっぺのちゅーに始まって…
ぶちゅー。(長)
ぶちゅちゅー。(長々)

(いつ息してんでしょうねコレ)
目の前で愛息&愛娘が、大胆不敵にキスシーン続行中だというのに
お父上二人組はノンキなもんです。
話に夢中で見ようともしてません…

唯一、若ロンだけは
釘付けの模様ですが。

若「な・ななな…こっ…こんな…衆目の前でっ…!」

ユウナは、その後日暮れと共に帰宅しました。
最早ティーダとの仲は完全相思相愛…。私がすべき事は何もありません。
そう、残されたイベントはひとつ。

嫁入りです。

そんなわけで、以下は帰宅後のお父さんズの会話。

どうやら、見てないようでしっかり見ちゃってたみたいですよ〜。
まあ恐ろしい。

B「あはははは。いや、しかし凄いものを見たね」(目が笑ってません)

J「あ〜…ナンだ。うちのガキはよ、女の扱いってのがまだこう…
 あるだろ?若い頃ってのは、勢いに乗っちまうと止まらねえっつーか…

 …だからその人形(例のネズミのアレ)やめてくれねえか…

B「あはははは。
まあそう遠慮せずに」(目が笑ってません)
J「……」
J「でもよ。真面目な話、そろそろなんじゃねえか?」
B「そろそろとは?」
J「……ケッコンとか」
B「
……ほう?
J「あ〜!待て待て!俺に当たるな!ヤるならガキに直接やってくれ。
 しっかたねえだろ。ここはひとつ、腹くくって俺らでお膳立てをだな…」
B「お膳立て、ね」

何やら、お父さんズ画策中の模様。さてどうなる、ユウナ嫁入り!
おまけ。

何も知らないティーダ、ユウナのお土産をつまみ食い中です。

T「美味しそうッス〜」
T「んまいッ!」


幸せ一杯夢一杯。
甘いお菓子に、ユウナとの幸せな未来を夢想する青少年でした。


その翌日のことです…!

>オヤジ連中暗躍中〜。