第7話『めざせゴールイン!七転八倒結婚協奏曲、の巻』4

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Y「……ありがとう」


やったあ!
うけとってくれましたよ〜〜!!
苦労のかいがあった…!
Y「えへへ…サイズ、ピッタリだね」
T「……オヤジに感謝、かな」
Y「え?」
T「―なんでも無いっス!」

というわけで!



その場で結婚式モード突入です!
フォーマルウェアに着替え、見詰め合う二人…
(ええそうです、例の
シーモア結婚式ドレスですとも。)



そんな二人を囲むように、列席した皆さんも集まってきます!
(何故か一般人混ざってますけどね…)

そんな中…ひとり部屋の隅で、動こうとしないジェクさん。

J「フン…」

うふふ。
花嫁の父ならぬ、花婿の父、感無量ですか?

と、ここまでは完璧な展開だったの
ですが。
そこへついに乱入した、招かざる芸能人!
浮いてます。

しかも。



彼が乱入したとたん
一斉に気が散りだす列席者の皆さん。






それは。



結婚式の主役も例外では無かったのです…













↑誓いのキス。


ユウナ!(うわあん)
だ・大事な誓いのキスに、
謎の眼鏡オヤジの影がっ…!

B「はっはっは。いやあ、おめでたいね」

ブルーになってたジェクさんと対照的に、
ひたすら大喜びのブラスカ様。

娘の気が
散り放題なんですが、一向にお構い無しですか…
R「伯父さんってば〜」

そんなブラ様に、姪っ子リュックも呆れ気味。

ところで。
シムでは、大事なイベントが起きると、ゲームが自動的に
大き目の写真を撮影してくれるんです。

もちろん、結婚式などその筆頭にあたる出来事なんです。
なんですが…




↑以上のような状況だったがために――



ゲームが自動保存した記念写真↓



写って無いよ!!!
肝心なところにブラスカ様の顔が…(うわあん)

この惨状に、御一行が急遽会議をはじめました…

若「…ブラスカ様!その…これでは、あまりに…」
B「うん?そうかな?おめでたいじゃないか」
J「めでたきゃいいってもんじゃねえだろ!
  ったく…仕方ねえな」

そんなわけで。

急遽ジェクさんリサイタル開催。

気が散りまくってたお客人達、ようやく心をひとつにしてくれました…。
さすが、真のスーパースター!
謎の眼鏡オヤジとの格の違いを見せつけます。


J「おらおら、おめえら!もっとノってこい!」
仔「……また調子に乗ってさ……」

仔ティダが離れてこっそり見てるのが、なんだかかわゆい…

そんな中。
みんながジェクさんに夢中になり
完全に
ないがしろにされた眼鏡オヤジ芸能人は、

あろうことかユウナにちょっかいを出してました…

芸「はっはっは…可愛いお嬢さん、サインでも差し上げましょうか?」
Y「はあ…?」
Y「すみません私、人妻ですので!」

エライ!

ユウナ、おっさんの接近を断固拒否です!
芸能人ガッカリ!(自業自得です)
まったくよお…早く帰ってくれよ…
ところが、そこでくじけないのが芸能人。
今度はジェクさんリサイタルに乱入し、
アーロンに声をかけました。

芸「やあやあ。私の事ご存知でしたかな?」
渋「フン…知らんな」

なんだかんだ言いいながら、
ちゃんと握手しちゃったよ!
実はファンなのかい?アーロン…
アーロンの好感触に気を良くしたのか、
芸能人、次はこともあろうに
祈り子様へアプローチです!

芸「はっはっは…これはお美しいご婦人だ…
  どうですかな、一緒に写真でも…」
シ「……」
みしっ。(ニブイ音)
芸「な・なななな何をっ……!」
「―去りなさい」

素敵!
調子こいてた芸能人に
「天からの一撃」炸裂です!
よくぞやってくれた!
有難う、シヴァ様!あ〜スッキリ!!
芸「……それじゃその……そろそろ……」

意気消沈した芸能人、
誰に見送られる事も無く
すごすご退散です。

はいはい、出口はあちら!帰った帰った〜!
J「ったく――やっと帰りやがったか」
T「あいつのお陰で散々ッス…」

皆が珍客退散にせいせいしている中…

渋「――サインを…貰い損ねた…か」

やはりファンでしたか。

>目を覚ませ、おっさん。