第7話『めざせゴールイン!七転八倒結婚協奏曲、の巻』5

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せっかくの結婚式がグダグダになってしまい、
不機嫌そうな新婚夫婦に声をかけるジェクさん。
今回ばかりは、ちゃんと成功させたかったのにねえ…

J「あ〜…なんだ…その。
  ユウナちゃん、あの野郎に変な事されてねえか?」
Y「はい、私は……でも…」
T「……」

ティーダ不機嫌そう!まさかまた、親子喧嘩になってしまうのか…
と思ったら。

T「ほっんと、なんなんスかあいつは!
  勝手に入って来るし!ユウナに手は出すし!(怒)」
J「お・おう、そうだな…」

どうやらティーダの怒りは、全て芸能人に直接向かってた模様。
息子のあまりの剣幕に、ジェクさんも黙って耳を貸します。
T「あんなやつ、こうして…」
(くしゃくしゃに丸めて〜)
T「こうして…」
(思いっきり振りかぶって〜)
T「こうッス!!」

(投げた〜!!)
T「あ〜〜〜〜っ!!もう……あんな奴……」
(地団駄)
T「だいっきらいだ!!!」
(絶唱)

J「……」
J「……ダメだありゃ。かなりキてるな」
B「おやおや。それは困ったねえ…」

主催者二人、ティーダの機嫌をどうにかすべく密談中。
B「お茶でも飲んで、落ち着いたらどうだい?」
J「―あのな。おめえじゃねえんだよ」
B「そうかい?……それじゃ、楽しいことでウサ晴らし、だね」
J「ウサ…晴らしぃ?」

おもむろに歩き出したブラスカ様。
その向かう先には…
打ち上げ花火が。

B「フンフンフン〜〜♪」

ま…まさか…!?
J「ば・ばかやろう!!室内だぞコラ!」

ジェクさんが慌てて止めに入るも…

時すでに遅し。
点火。
発射。


ひゅるるるるるるるるる〜〜〜!



ティ「な・何スか!?」
ジェ「やりやがった!」
ブ「ははははは♪」



ちゅどーん。
(パラパラパラ…)

夜空…ならぬ、天井に開く大輪の華に、
ブラスカ様だけでなく、なんとティーダも大喜び!

T「ははっ……
あはははははっ!
  めちゃくちゃッスね、ええっと…お義父さん!」
B「ウサ晴らしっていうのはね、無茶なくらいで丁度いいんだよ」
T「そういう…もんッスか」

義父の言葉に感銘を受けたティーダ…
自分もやってみる事に。

T「飛んでけっ!」

R「ねえねえ!何の騒ぎ?」
Y「か・火事になるよっ…!?」
ラグ「あはははははっ!!」



その後…



仔「うわあ…!」

会場は…


にわか花火大会になりましたとさ。

……結婚式のはずだったのになあ。





何はともあれ!

ティーダ、ユウナ
結婚おめでとう!


おまけ。

例の「キマリが覗き見中にキス」を再現すべく
リトライしてみましたが…

これもあのオヤジに邪魔されました。

キ「……(ため息)」

最後の最後まであの野郎…。

さて、帰りますか。