第8話『”お菓子か破壊か?”破壊者deハロウィン・当日編』8

BACK<< TOP >>NEXT

場の険悪な空気を察知したのか否か。
突如人外、懐に手をつっこみました。

ユ「仕方ない…コレを見せてやるから早く菓子を出せ!」
シ「…??」
あ!それは!!
FFのほうでお馴染、例のねずみ人形…

何が始まるのかと思いきや。
ユ「死にたくなければ菓子を出せ!
人「
ソレジャ”DEATH or Treat”ダヨ!オバカサン!

腹話術でした。(メルですか…)
喧嘩で機嫌の悪いシーザー、当然怒り出すかと思いきや…
何故か大ウケ。
(なんでこの子、人外に甘いんだろう…)
シ「あっははは。何これ。ブランキーの親戚?」
ユ「知らん!俺のオリジナルだ!」
シ「自分で縫ったのかよ!」

こう見えて人外、創作力MAXですからね…
手先は器用ですよ〜。
シ「あ〜。やっぱりアンタ、面白いわ」

シーザー、すっかりご機嫌です。
まさかこの2人の相性がここまで良いとは……
全くもって予想外!
シ「菓子、欲しいんだろ?俺ので良ければやるよ」
ユ「本当か!?」

ユーバー、労せずして
野望達成!
ユ「ふはははははっ!!菓子だ菓子だ!!
シ「ま、安物だけど。適当に食ってくれ」
ま・またわけのわからん友情が…!
(シム人って一体…)
ユ「もうこの家に用は無い!俺は帰るぞ」
シ「そう?ま、気が向いたらまた来てよ。
  あ、アイツは連れてこなくていいからさ」

ユーバー&シーザー、別れ際にガッツリ握手!
ユ「おい!菓子は貰った!先に帰るぞ!」
ア「
な…!?
ユ「なんだか知らんが、とっとと和解なり懐柔なりして
  貴様も菓子を奪うんだな!」

ユーバーに先を越されたアルベルト、大ショック☆(そりゃあな…)

しかしながら…
今さらこの兄弟が…
仲直りできるはずもなく…
←むしろ事態はどんどん悪化してます。
(やってることは人外と同じなのに、何故ここまで…)
業を煮やしたシーザー、最終手段に出ました。

シ「結局これがあればいいんだろ?
  やるからさ、とっとと帰れよ」
ア「初めからそうすれば良かったのだ」
シ「何だよ、無駄口叩く気なら返して貰うぜ」
ア「馬鹿を言え。
  今この瞬間から、これは
俺のものだ

アルベルト、
飴1本の死守に必死です。
…そんなに裏ボスが怖いんですか。
シ「さ、用が済んだなら、消えろよ。目障りだ」
ア「言われなくてもそうしよう」

おざなりに手を振り、別れようした二人ですが…
←じーさんから召集がかかりました。

ア「…何故……」
レ「夜食だ。付き合ってもらおう」

(どうでもいいけど、可愛いパジャマですね)
レ「自覚が足りないようなので、もう一度言っておく!
  そもそもシルバーバーグの家訓は…」(超不機嫌)
ア「……」
シ「自業自得。心して聞いとけよ」(上機嫌)

心底嫌な食卓を横目で見つつ、
シルバーバーグ家編はおしまいでっす。

>アルベルト受難のまま、次の家へ続く。