第8話『”お菓子か破壊か?”破壊者deハロウィン・当日編』9

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さてさて。続きましては、カレリアの酒場兼宿屋に拠点を構える十二小隊一家。
↓サボテンが特徴?


この家族は、日記登場自体初めてなので、また少し日常ご紹介。


いつも一人静かに読書に耽っている大将。
大概、室内ではなくテラスの椅子の上で読みふけっておられます。
と、そこへクイーンが。

ク「小難しい本読んでないで、ちょっと付き合いなよ」
ゲ「……」

この2人はどちらも常識人ということで、中々に仲良しです。
さてもう一人。
大将と同じく、単独行動の多いジャック。

ジ「……美味しく出来た」

←ご飯も、一人で作ってさっさと食べちゃいます。
しかし、いつも一人では可哀想なので、
犬を飼ってあげることにしました。

明らかに雑種っぽい垂れ耳!
緑色の首輪!

そう、名前は
コロクです(笑)
ジ「……可愛いな」

期待通り、あっという間に仲良くなってくれました!
さすが犬大好きっ子!

お腹なでなで〜。
頭グリグリ〜。
脇をコチョコチョ〜。

ジ「ふふ…」

…ああ…和むわ…。
そんなわけで。
なんともノンビリ日々を過ごしている十二小隊でした…
が。
問題なのは残りの二人。

←コイツと、
←コイツです。(定位置?)
ジョ「こりゃ!わしの酒を勝手に飲むんじゃないわい!」
エ「ああん!?誰の酒だって?
  この酒代、どっから出てると思ってやがんだ!」

そんなわけで。
二人揃って毎日毎日
一升瓶片手に管巻いてます。(ダメだ…)
ジョ「フン、毎日毎日代わり映えしない食事だのお…」
エ「これでも切り詰めてんだぜ?ちったぁ自制しやがれってんだ」

まあ、何だかんだ言いつつ
何故かご飯はいつも一緒のテーブルだし…

お風呂も一緒。

エ「何が悲しくてこんなオヤジと混浴を…」
ジョ「そりゃあこっちのセリフだわい!」

なんだ、仲良しなのか〜★などと思っていると…
エース>「自慢する」勝手に発動。

エ「いいか?こうやって思う存分飲んだくれられんのもだな、
  この俺の素晴らしい金銭管理能力があってこその…」
ジョ「何を抜かすか!タチの悪い女に引っ掛かって
   借金作ったのはどこのどいつじゃ!」
エ「
うっ…!?
喧嘩は日常茶飯時です。
そうかと思えば…

ジョ「う〜む。決まったわい」

髭剃りでご満悦なジョーカーの元へ…
エース>「呼び寄せる」勝手に発動。
ジョ「なんじゃい、騒々しい!」
エ「まあいいから、ちょっと耳貸せって」
エ「ダウンタウンの酒場にな、すこぶる付きのいい女がな…」(小声)
ジョ「なんと!」
エ「だからよ、今夜こっそり…クイーンに見つかると煩せえからよ」
ジョ「うむ…付き合ってやらんでもないぞ」

喧嘩するほど仲が良いって事ですかね。
そんな二人は、放っておくとやりたい放題。
ジョーカーは、酔った勢いなのか、やたらめったら
モノを壊して回ります。

あ!またやった!!

ジョ「…ヒック…わしゃ知らんぞ!」

勘弁して下さいよ…
さらに風呂も壊す壊す。
そのくせ、下手に
風呂好きだからタチが悪い。
修理屋が直しに来てくれても…
その直後にまた壊しました。

ジョ「ジャックよ、少しばかり、その…」
ジ「……手伝うなと…言われてる」
ジョ「むう、エースの奴にか?」
ジ「……いや……
みんなに
ジョ「……」

十二小隊の経費が切迫しているのも頷けます。

>食費と修理費高すぎです、君たち。