←そんなこんなで、現在の食卓。 勢いよくつまみ食いに走ったものの、さすがに遠慮があるのか ルックは端のほうで食事してますね。 ところで… その横にピッタリ張り付いて動かない セラが物凄く怖いんですが。 |
|
セ「ルック様…食事などしている場合では…」 ル「…うん、ちょっと小腹が、ね」 セ「こうしている間にも、あっち(人外&アルベルト)はどんどん お菓子を集めているのですよ! 負けるわけには参りません!」 ル「……いや、べつに競争が目的じゃ無いんじゃないかな…」 |
|
と、そこへ食事を終えたナナミがやってきました! 「社交」が高いナナミ、初めて見るルックの連れに興味津々の様子。 ナ「こんにちはっ!」 セ「!?」 ナ「私、ナナミ!よろしくねっ。貴女は?」 セ「……セラと申します」 |
|
ナ「ねっねっ、ルック、サングラス似合うねぇ」 セ「まあ…!お分かりになりますか?」 一目でルックだとバレてる時点で 変装の意味まるで無しですが、 褒められてノリノリなセラに、そんな事実は関係ない模様です。 |
|
セ「私も、よくお似合いだと何度も申し上げましたのに、 ルック様は恥かしがって中々身に着けて下さらなくて…」 ナ「そうなんだ〜。照れ屋だもんね、ルック」 セ「そうなのです!…うふふ。そういった奥ゆかしいところも、 ルック様の魅力ではあるのですが…」 ガンガン弾む会話! シュウさんとの殺伐としたやり取りが嘘のようです。 それにしても、本人目の前にいるのに言いたい放題ですね。 |
|
ナ「ネクタイにスーツ姿も、決まってるよね!」 セ「うふふふ…。そうでしょう? 貴女、なかなか見る目がありますわ…」 女子のお喋りは留まるところを知りません。 |
|
ル「ええっと…セラ?」 ナ「やっぱさ〜。スーツは浪漫だよね!」 セ「同感です!やはり殿方には、 日頃からスーツを整然と着こなして頂きたいもの…」 ル「……これは、ダメだね」 ジェスチャーまで入って、セラヒートアップ! 最早肝心のルックの声も届きません…。 |
|
そんな途方にくれるルックに、2主が話しかけてきました。 ほんとこの姉弟は社交的ですな。 主「久しぶり!ルック」 ル「なんだキミか…相変わらず緊張感のない面構えだね」 主「あははは。相変わらず面白いなあ、ルックは。 ねえ、ソレ、もしかして”へろいん”の仮装??」 |
|
ル「……どこの麻薬中毒の話だい。 頭の回転も相変わらずのようだね。 …”ハロウィン”だよ」 主「そうソレ!また間違えちゃった…」 |
|
ル「本当は不本意なんだけどね、こんな格好」 主「え?何で??カッコイイのに!」 ル「……冗談は顔だけにしときなよ」 主「あはは。冗談じゃないよ〜。本当にかっこいいってば」 |
|
主「いいな〜。僕もそういうの、やりたかったな」 ル「…お望みならいつでも代わってあげるよ」 主「え!?本当!!?やったあ!」 ル「……すぐ騙されるのも、相変わらず、か」 何だかんだ言いつつ、楽しげに会話を続ける二人。 見てるこっちも、なんだか和みます。 |
|
と、会話が盛り上がっていたセラ&ナナミに進展が。 ナ「ね、これ、あげる!」 セ「まあ…!」 ナナミが取り出したのはお菓子でした! 図らずも、当初の計画遂行です。 |
|
セ「よろしいのですか?」 ナ「うん!せっかくのハロウィンだし。 お近づきの印に、ね」 |
|
ありゃ。 予想だにしないところで友情が芽生えてしまいました… (さすがナナミだ) |
|
その後、菓子だけでなくちゃっかり食事も頂くセラ。 セ「これで本日分の食費が賄えます」 |
|
そのころ…ルック&2主のほうでも進展。 主「なんだかルックも色々大変なんだね〜。 んじゃ、これ、あげるよ」 ル「どういう風の吹き回しだい?」 主「さっき、シュウさんとクラウスに貰ったんだ。お裾分け」 ル「…物好きな事だね」 |
|
主「ルック、ハロウィンおめでとう!」 ル「そこで僕を祝ってどうするんだい。ハロウィンっていうのは…」 主「お祭りなんだから難しい事はいいんだよ! ね、おめでとう!」 |
|
ル「…付き合ってられないね」 などと言いつつ、好感度上がりっぱなし。 さすが星主殿〜!ルックも飴を片手になんだか嬉しそう。 ところで、それを後ろでしっかり聞いていたセラが… |
|
その直後に2主のゴシップ(悪口)を言いに来たのは 偶然なのでしょうか(笑) (ちなみにこの2人は客なので、一切操作できません) |
|
セ「ルック様をたぶらかす輩は、セラが許しません!」 ル「いや、別にたぶらかされてたわけじゃ…」 |