ルックの励ましのお陰で落ち着いたとはいえ… 二人を取り巻く空気は引き続き最悪です。 セ「いいでしょう…。 お菓子さえ出せば、この場は引いて差し上げます」 サ「ははは、随分と勝手な論理だね!」 またしても正論ですが、 ここまでの行いがアレなのでちっとも心に響きません。 |
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サ「なんだか知らないけど、そういう事は部下を通してもらわないとね」 セ「なんですって?」 おっとササライ様、 面倒になったのか、それとも飽きたのか(どっちも嫌だ) ナッシュに全責任を押し付ける気です。 (あんまりです) |
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←その結果。 セ「どういう事です! 信じられませんわ!あの姿で、あんな…あんなっ…!」 ナ「え〜、う・美しいお嬢さん? 何があったか存じませんが(大体予想はつきますが) どうか落ち着いて…」 ナッシュ貧乏くじ! |
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全責任を押し付けられたナッシュ。 場を和ますため、仕方なく立ち回ります。 ナ「ササライ様、ちょっと宜しいですか?」 サ「ん?なんだい?昇給はしないよ」 ナ「うっ…!いや…そうではなくて…」 |
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ナ「どうぞ!ハロウィンのお菓子です!」 やはり隠し持ってました。さすが、抜け目がありません。 ちなみに何故セラではなくササライ様優先なのかといえば 逆にすると後が怖いからです。 |
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サ「何これ? 安物の上、子供だましだね!」(笑顔で) ナ「ぐっ……申し訳ありません、急いでいたもので」 |
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サ「まあ、一応預かっておくよ。 あ、でもこんなことで昇給はしないからね」 ナ「……光栄です」 なんだかんだで、一応喜んでくれたみたいですね。 |
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さて、ササライ様にお菓子をあげた以上、 当然この人が黙っていません。 セ「まあ…!客人である私たちの分は無いのですか!?」 ナ「お・落ち着いて下さい。 代わりといってはなんですが、お食事にご招待致しますよ!」 |
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そんなわけで、ナッシュ製作のディナーがふるまわれました。 これには、セラもご機嫌です。 騒ぎの間ずっと寝ていたクリスも起きてきて(大物だ…) みんなで楽しく夕飯タイム! と思いきや。 一人、姿が見えませんね…。 |
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いました。 ル「……見事なものだね」 錦鯉に見とれてる場合じゃないですよ!ルック! |
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その間も、歓談の時間はどんどん過ぎて行きます…。 | |
ル「ふふ…」(パチパチパチ) 錦鯉に拍手送ってる場合じゃないですよ! |
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プレイヤーの叫びもむなしく。 皆がすっかり食べ切ろうという頃合い、 |
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ようやっと城内に戻ってきました! | |
ですが…… | |
時、既に遅し。 | |
ルックが着席するのとほぼ同時に、 一斉に席を立つ他の面々。 ちょっとちょっと、こんな広いテーブルなのに…! |
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ル「……」 とっても物悲しいです。 |
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そんなルックを見かねたのか、ナッシュが近づいてきました。 ナ「今日は、ろくなおもてなしもできず申し訳ない」 ル「別に…押しかけたのはこっちだしね」 その通りですね。 |
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ナ「お詫びといってはなんですが、ね…」 そうして取り出したのは、既におなじみのペロペロキャンディ。 まだ隠し持ってたんですね! |
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ル「……ま、貰っておいてあげるよ」 ルック、まんざらでは無い様子。 これで、彼は訪問した三軒全てに於いて、 無事お菓子をゲットできた事に! 無欲の勝利ですね。 |
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大任を果たしたルック、ようやっと帰路に…! ル「……もう、コスプレはうんざりだよ」 奇遇ですね。私もです。(飽きました) |
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ちなみにナッシュ。 本命(?)のクリスさんには…。 |
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ペロペロキャンディなどお話にならない豪華お菓子で ポイント稼ぎです。 …ササライ様にバレたら大変な事になりそうですね!。 え?セラにはお菓子、あげなかったのか? いや、…一応、用意はしてあったんですけど…。 |
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ササライ様とのバトルに疲れ果てて いつの間にか帰ってしまったので、渡せませんでした。(実話) 天然神官将には、さしもの裏ボスも敵わなかったということで。 |