そもそも、ここにルックを来させたのは、 この双子の絡みが見たかったからなのですが。 さっぱり空気を読んでくれないササライ様、 客が来たってーのに、いきなり風呂に入りだしました。 いつもは命令しなきゃ入ろうとしないくせに…! (嫌がらせでしょうか) |
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サ「フンフンフーン♪」 …気持ち良さそうで何よりです。 |
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いつもなら客の相手に回ってくれるナッシュも この時は(ササライ様の攻撃に疲れたのか) チェスに没頭中でした…。 |
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もてなしが無いので、仕方なく 置いてあった料理を勝手に食べるルック。 なんとなく、背中に哀愁が漂ってます。 |
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そこに、セラもやってきました。 セ「ルック様、お付き合い致します!」 ル「ねえセラ…食事も食べたし… もう十分じゃないかな?」 セ「何を仰いますか! ハロウィンは、菓子を奪ってなんぼ、です!」 ル「そう…」 |
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弟の苦難などどこ吹く風。 すっかりリラックスムードのササライ様。 |
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風呂から上がると、ナッシュのチェスに乱入しました。 サ「一局お相手願うよ」 ナ「それは…構いませんが…」 |
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ちなみに、そのころのお客人は 退屈なあまりその辺をウロウロしてますが そんな事はお構いナシです。 |
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サ「……」(コトッ) ナ「……」(コトッ) サ「……待った」 ナ「待ったは無しですよ」 サ「減給するよ?」(爽やかに) ナ「……」 どうやら、ササライ様は劣勢の模様ですね。 |
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ナ「ササライ様…いつも申し上げていますが ゲームのルールは守って頂かないと……」 サ「うん。知ってるよ。 僕がルールブックだからね!」(爽やかに) すばらしいジャイアニズムです! |
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結局、ゲームはササライ様の勝利に終わりました。 どんな汚い手を駆使したのでしょうか。 サ「あはははは!(生音)これで、僕の38勝0敗だね!」 ナ「……」 サ「本当に弱いなあ。今日も楽勝だよ」 ド「ラクショー!なっしゅムノー!」 横で、ドミンゲスも調子を合わせます。 |
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ナ「この性悪……」 サ「ん?何かな?」 ナ「……何でもありません」 雇われ身分は辛いですね! さて、この勝利に気を良くしたササライ様。 その足で、新たな遊び相手の下へ…! |
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サ「あははははははは!」 セ「なっ……何事です!?」 セラ、逃げてーーー! 様々な家で奇行を連発してきたセラですが、 元祖天然奇行士には敵うべくもありません。 |
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セ「なんて不躾な!」 サ「ははは、そう? 予告無く勝手に上がりこむ方が 大分不躾だと思うよ!」 何気なく正論ですが その前の行動が行動だけに、通じるはずもありません。 |
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セ「許せません!この上はっ、ここでっ氷漬けにっ…!」 サ「わあ、穏やかじゃないなぁ」(←誰のせいですか) ル「セッセラ…!」 セラの余りの剣幕に、ルックが慌てて駆け寄ります。 |
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おっと…この行動は「励ます」ですかね?(タイムリー!) ル「落ち着くんだセラ。 ここで激昂してはアイツの思う壺だよ」 セ「ですがっ…! あの顔であのような真似…!許せませんわ!」 まあ、ルックは絶対しませんものね。あんなの。 |
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ル「マトモに取り合わなければいいんだよ。 ほら、深呼吸して」 セ「は・はい…」 |
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セ「ふう…。 お騒がせして…申し訳ありませんでした、ルック様」 ル「いや……」 ルックの励ましにより、和やかな空気が流れ……。 |
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!? | |
!!!! | |
サ「あははははははははは!」 セ「きゃあああああああああああ!」 |
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サ「ははっ!まだまだ甘いね」 セ「こっこっ…"氷の息吹っ……"!」 ル「セラ!」 |
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セ「ルック様っ!」 ルックの静止の声に、不満ありげに振り返るセラ。 余程怒り心頭な模様ですね。(無理もない…) |
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ここで、なんの偶然かまたも「励ます」発動! ……ルックは優しいなあ。 ル「言ったろう。ここは、堪えるんだ」 セ「はっ…はい…。申し訳ありません…」 |