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気を取り直したルカ様、今度はお得意のピアノを弾き始めました。 シム開始直後から、何故かピアノ大好きなルカ様。(第二話参照) 今や、その腕前はプロ級…! |
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ア「こっこれは…すばらしい…!」 ユ「なかなかやるな!」 破壊者二人も、これには文句なしに絶賛です。 |
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ジ「お兄様……素敵です」 ジル様もうっとり聞き惚れる中。 入り婿ジョウイが、何やら動き出しました。 |
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あ!バイオリン…! 狂皇子との、夢のセッション。 さっきから可哀想だったジョウイ、ここにきてようやくの活躍です! む〜。絵になる光景ですね…。 ね、ジル様!…ジル様? |
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シェフとの会話に夢中でした。(鬼) 聞いてあげて! ジョウイの演奏を聴いてあげて!(涙) |
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ジ「なんだか眠くなってきましたわ…」 聴く気まるで無しですね。 |
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ジョ「……お邪魔、でしたね……」 ああ!嫁さんの反応があんまりだったせいか、 せっかくの演奏止めちゃいました。 めずらしい光景だったのに…。 |
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しかしルカ様、そんな事はお構い無しで演奏を続けておられます。 どこまで行っても俺様な御方! |
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ジョ「ちょっと…眩暈が……」 朝から気を使いっぱなしだった入り婿。 バイオリンを置いた直後、とうとう立ちくらみです。 可哀想…! |
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疲れを癒すため、手近の椅子に腰掛けます。 そこには、演奏を聴かないばかりか いつの間にかチェスに興じていた嫁さんが。(うへえ) |
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ジョ「……バイオリン、聴いてた?」 ジ「えっ?ええ…、勿論ですわ(盤上から目を離さずに)」 ジョ「……そう。 ええっと…せっかくだから、僕も一局……」 ジョウイ、嫁さんへの様々な疑念を振り払い、 気を取り直してチェスに参加しようとしたその時―― |
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けたたましく鳴り響く電話! |
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当然出るのはジョウイです。 ジョ「……」 今座ったばかりなのに、最悪のタイミングで…。 ちっとも休めない可哀想な入り婿! |
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電話を終え、疲れ果てたジョウイは一人ビュフェに戻りました。 向かった先には…パンチボウルが! |
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ジョ「……はぁ」 そうだよね! 飲まなきゃやってられないよね!(涙) ジョウイが一人、ヤケ酒を煽ろうとしたまさにその時…… |
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またしても嫌なタイミングでやってくるシェフ。 な・何するの…? まさか…まさか……!? |
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予感的中。 あっという間に片付けられるビュッフェ! そして…… |
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シェ「失礼しますよ」 ジョ「え!?あっ……ちょっ……今……」 |
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キュッキュッキュッキュッ!! (力いっぱい拭き取る音) |
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シェ「350ポッチ頂きましょう」 ジョ「……」 |
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シェ「毎度どうも〜」 ジョ「……」 |
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ジョ「……」 ヤケ酒すら飲めない、可哀想な入り婿に涙しつつ。 |
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シェ「フンフンフフーン」 一刻も早く帰って下さい。 |