第8話『”お菓子か破壊か?”破壊者deハロウィン・当日編』13

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ル「満腹だ」

豪快に食事を終えたルカ様。
例によって例の如く、
皿は床に放置です。

そして…。
すぐさまかいがいしく片付けるアルベルト。(早!)

さすが野心家!
出世のためなら、プライドもへったくれもありません。
コメントする気力も失せました。
流しに向かったアルベルトは、
苦労人入り婿、ジョウイと遭遇です。

ア「ジョウイ殿。そのような事、御自らなさらずとも…」
ジョ「いえ…これも仕事ですから」

彼以外誰も片付けしませんからね。この王家。(実話)
と。
皿洗いを終えたジョウイの下にジル様が!
何事かと画面を見ると、コマンドは「
褒める」でした…!)

ジ「いつもご苦労さまです」
ジョ「いや、そんな事は……」
ジ「この調子で、お客様のお相手もお願い致しますね」
ジョ「
え!?あ・ああ……」

嫁の指示に成すがままの入り婿。
そして――。
自分は悠々と食事をおかわり。

お・鬼嫁…!
ちなみに、ルカ様は
さっきからシャンパン飲みっぱなしなので
助けてくれそうもありません。
仕方なく、暇を持て余していた人外の話し相手になるジョウイ。

ジョ「え…えっと……素敵な…衣装ですね」
ユ「ふ。そうだろう!」

人外、
奇天烈衣装を褒められてご満悦!
ユ「これはな、”はろいん”のコスプレなのだ!」
ジョ「
コスッ…!?あ、ああ。それは仮装……」
ユ「どちらでもいい!
  貴様はコスプレをしないのか!?」
ジョ「い・いや、僕はちょっと……」
ユ「なぜだ!」
ジョ「ええっとその…
貴方のように着こなす自信が…」
ユ「フン、脆弱な!」

明らかにノリきれないジョウイと対照的に、
ユーバーはコスプレトークにご満悦。
(皮肉に気づいて下さい)
ところでそんな可哀想な子を尻目に
パーティを満喫しているヤツが一人。

←シェフです。
(まだいたんですか)

人外トークに疲れたジョウイに絡み…
ジル様にも絡み…
さらには人外にも絡み…
そこにアルベルトまで加わりました。
シェ「とまあ、そういったわけですな!」
ア「実に興味深い…」
ユ「なんだかよくわからんが面白いぞ!」

シェフ、何故か大人気。
とはいえ。
コックにばかり活躍されてもつまらんので(私が)
ここはひとつ、ルカ様にお得意のバイオリンを演奏して頂く事に。
それを聞きつけ、すぐさま駆けつけるアルベルト。(早)
成り上がりのためには労力を惜しみません。

ア「心洗われる美しい調べに誘われて参りました」
ル「口が減らんな」


と。
ユ「バイオリンはここか!

呼んでないのに人外もやってきました。

このパターンは…もしや…。
案の定。
これに気分を害したルカ様。
すぐさま演奏を止めてしまわれました…。

ル「
集中できん!

もっともです。
ユ「なんだ、どうした!
  これからというところで!」
ル「
黙れ黒騎士

>お約束です。