さて、いつもの朝です。 出稼ぎ組が出かけ、内職組は遅めの朝食をとっておりました。 セ「そうそうルック様。 ハロウィンの衣装が集まったので、後で着てみませんか」 ル「…へえ…(”集まった”?)」 セ「たくさんあるので、どれを着るか選んで頂きたくて」 ル「そう…なんだ…」 |
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そう。 セラの用意した衣装は、一着では無かったのです…。 そんなわけで、急遽衣装合わせが始まりました! |
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って、コラコラ!! | |
…どこの倶楽部のオネエチャンですか? セ「あら、可愛らしいではないですか。白兎ですよ」 可愛いっつーか、それは仮装違いだと思うんですがね。 ……と。 |
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!? | |
セ「うふふ!おそろいですね、ルック様!」 ル「あのねセラ…これは…ちょっと違うと思うんだ…」 律儀に全部着た貴方もどうかと思いますが。 ってゆーか… 全国のルックファンの皆さんすみません。 |
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セ「そんな!ルック様、よくお似合いです!可愛いです!」 ル「いや、可愛さはこの際どうでもいいんだ… これね、普通着ないよ、男の人は」 まして32歳(独身・♂)は絶対着ませんね。普通。 |
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とそこへ。仕事を終えたアルベルトが帰宅しました。 (人外は犯罪稼業なので、帰り遅いのです) ア「!?」 ル「何…何か用?」 ア「こ・これは…何のプレイですか?」 ル「意味はよく解らないけど、それ以上言うと切り裂くよ?」 |
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ア「あ…ハロウィンの仮装…そうですか…」 事態を理解したアルベルト、ようやく落ち着いた模様です。 ア「ははは…お似合いですよルック様。 これで菓子もケーキも貰い放題ですね!」(爽やかに) ル「……よっぽど切り裂かれたいんだね…」 |
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ルック怒りの『切り裂き』炸裂は割愛するとして。 さすがにこれじゃ(色々な意味で)不都合だろうという事で、 次の衣装の登場と相成りました。 さて、続いては… |
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わ〜!女医さんだー☆ (また微妙なラインを…) そして…… |
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!!?? | |
セ「ルック様!!可愛いらしいです!素敵です! まさに白衣の天使です!」 ル「いや…セラ…これ…逆じゃないかな?」 セ「セラよりルック様のほうがお似合いです! あ!せっかくだからビデオで撮影を…」 ル「いや、それはやめてもらえると嬉しいんだけど」 |
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ア「はははは…今度はまた随分とマニアックなプレイですね」 ル「…もう一度切り裂かれたいなら、お望み通りにするけど?」 ア「――失礼。いやしかし、これである層からは 熱烈な歓迎を受けること間違い無しですね!」 ル「どの層だか知らないけど、そんな歓迎御免だね」 いやもう、なんと申しますか。 全国のルックファンの皆さん。お許し下さい。 もうムリか… |
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で、結局。 アルベルトの、「本来ハロウィンの仮装はこうあるべき」的講釈もあり、(バニーの時点で教えてやれよ) セラはこんなカンジで、定番である魔女の仮装に落ち着きました。 しっかり杖もついてますし、 何より使い魔(コウモリ)がセットなのが嬉しい! プカプカ飛んでてかわゆい〜。 職人さんに感謝です。 妖精の衣装(右図)と散々迷ったんですけど…。 ここはハロウィンらしさを取りました。 ちなみにハロウィン仮装の定番って、 魔女・ヴァンパイア・フランケン・ミイラ男…あたりですかね? |
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ちなみに、ルックはこんなカンジ。 ファンタジー系の 思いきって現代風で。 マトリックス?(エージェントスミス?) ま…サングラスで素顔も隠せるし、外を出歩くなら丁度いいでしょう。 むしろいつもの謎仮面より余程自然です。 |
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セ「うふふ…。素敵です、ルック様!」 ル「……少しはマトモなのがあって良かったよ……」 セ「これで、菓子も食事も貰い放題ですね!」 ハロウィンはルック様のものです!」 |
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ル「セラ…。アルベルトも言ったと思うんだけど…。 ハロウィンは食事(むしろ菓子)がメインのお祭りじゃ無…」 セ「ご安心下さい!ルック様の分のお菓子は、 セラがしっかり奪って差し上げます!」 ル「セラ…『奪う』じゃ強盗だよ…」 もはや何を言っても無駄なようですね。 |