一方、まだ電話中のパーシィちゃん。 ようやく消防士と連絡が取れた模様です。 消「出火元はブラス城厨房ですね。今すぐ行きます」 パ「はい、よろしくお願いします」 そんなパーシィを横目に―― |
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ササライ様が気づいたことで、 続けざまに坊ちゃん、そしてレック様が駆け込んで来てました。 レ「まあ…火事だなんて…!ふふふふ…!」 ←ドレスの裾ひるがえしてまで駆けつけるレック様。 さすが、重要なイベントには悉く首を突っ込む御方です。 野次馬根性丸出し☆ |
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坊「も・燃えてるけど…!?」 ササ「はははは、そのようだね」 レ「ふふふふ…まあ大変」 坊「いや、笑ってる場合じゃ…」 その気になればこんなボヤ、指先ひとつで消し去れる人達 ばかりな気がするのは私の気のせいですか。そうですか。 |
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しかしながら、肝心の住民達は まだ火事に気づいていません(鈍!) 鍛冶を終えたボルスはのんびり読書中。 |
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サロメは今日の新聞を運んでました。 この非常時にのんきなもんだヨ。 まあこれ以上野次馬が増えてもアレなのでいいんですけどね… |
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と、そこへようやく消防士さん参上! ま・待ってたよおお〜〜! さあ、これ以上燃え広がらないうちに消して消して〜〜! |
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しかし、ササライ様が邪魔で火元に近づけません。 なんの嫌がらせだヨ!神官将! |
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仕方なく遠回りした消防士さん。 今やコンロを焼き尽くし、シンクにまで燃え広がった炎に 果敢に立ち向かいます! 行け!頑張れ!消防士さん!! 後ろでレック様も (ほんと騒ぐだけで何もしないなこの人…) |
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…と。そこへ、新聞を持ったサロメが入ってきました。 厨房のテーブルへ新聞を置きに来た…のでしょうが… サ「む…?」 |
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………。 | |
サ「火事だーーーーーーーー!」 ようやっと事態を把握したサロメさん。 今さら大騒ぎをはじめました。 いや、遅いって。 |
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サ「は・早くっ!急いで!!ブ・ブラス城がっ!!!」 パニック状態のサロメさん、 誰よりも火元に近づいて消防士さんに発破をかけます。 消「はい、危ないから下がって下がって!」 とその時。 |
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ボ「火事だあああああーー!!」 突如、物凄い勢いで書斎を飛び出すボルス! うん、いや。なんつーかさ… 遅いから! |
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ボ「くっ…これしきの炎に屈すものか…! 我が剣にかけて、この城は守ってみせるぞ!」 さすが誉れ高き六騎士!烈火の剣士!勇ましい!! でもね……。 |
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誰よりも火元から遠いボルス。 …やはりボルスはボルスだったヨ… |
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そうこうするうち、消防士さんの活躍によって 火事はほぼ消し止められました。 サ「やれやれ……ですね」 さっきまでのパニックはどこへやら。すぐさま正気に戻るサロメさん。 さすがの冷静さですね。 ←レック様はまだ面白がっておられる様子ですが。 |
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消「これからは十分気をつけて下さいよ…!」 被害はコンロ一台で済みました…消防士さんありがとう! いや〜、だれも焼死しなくてほんと良かった…。 (シムの死亡理由1位が多分焼死) |