■第5話『ゼクセン騎士団の華麗な生活…のハズが。』4

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火事も収まりお腹が減った。そんなわけで、
サロメさんがすかさず料理に取り掛かってくれました!
う〜ん、ソツがないね!
しかし…コンロが焼け落ちてしまったので、
素材に火が通せません。

しかたなく、サラダ風の食事でお茶を濁します。
お客人が生野菜…え〜…お食事を楽しんでいる中…
サロメさんは、一人もくもくと灰の掃除をはじめました!
(ちなみに自主的)

ああ…自分が出した火事でもないのに…
偉い!さすが!
←妙にちりとりが似合います。(ぷっ)
肝心の火事原因、パーシィちゃんはというと…
一応責任を感じているのか、皆の食器を進んで片付けはじめました。

うん、良きかな良きかな〜。
そんなパーシィちゃんにちょっかいを出す某神官将。

サ「はははは、どうかな、コレ」
パ「どうと申されましても…ね」

あ。
ネズミ人形だ。(FF日記参照)

…ササライ様…真なる紋章のある右手でそんな真似を……
さらには、灰掃除で忙しいサロメにまでちょっかい。

ササ「やあ、どうかな、コレ」
サ「…申し訳ありませんが、今取り込み中ですので…」

誰も相手にしてくれませんでした…。
当然です。
しかし、そんな事は微塵も気にかけないササライ様。
誰も食いつかないと見るや、
勝手に庭に出て、鯉のエサやりに興じ出しました。

ササ「はははは、鯉が挨拶に来たよ!」

…天然です。(三十路のくせに…)
と…。そこへなんとルカ様が登場!(どどーん)

うう、あの神官将だけでも扱いかねてるのに、狂皇子まで…!
これはまたひと波乱あるのか…と警戒したの
ですが。
あれ…?なんか和やかムード……?
ル「ふはははははははは…っ!」

とまあ。
パーシィちゃんにいきなり襲い掛かっても――
(いやほんと、何するんだヨ…)
パ「ははっ…驚きましたよ…。
  皇子の冗談は心臓に悪い」
ル「ふん…」

え〜…なんか好感度上がってるし…。
どうした事でしょう?
さらには、なんと夕飯をふるまって下さいました…!
(ガタガタ)

ルカ様ってば……真夏に分厚い鎧着てるせいで、
頭が煮えてしまわれたのでしょうか…?
ササライ様はというと。当然のように食事に参加してます。

他のお客はとっくの昔に帰宅してるんですけどね…
いやほんと。
いつまでいる気ですか……?
さらに。勝手におかわりまで…!
ちったあ遠慮して下さいよ…
ちなみに。

ササライ様の皿は
ルカ様がまとめて片付けて下さいました。

いやほんと。
何があったの、狂皇子!(汗)
そんな中、通学中だったルイス君が帰宅!
騎士をめざして勉学に励んできたルイス君、
当然お腹はペコペコ☆


しかし……
「……ご飯が無い……!」

あああ。ご・ごめんねルイス君…!
あの神官将がおかわりなんかするから…!

火事とササライ様に振り回されつつ、
ゼクセン騎士団日記はこれにて終了〜。
…次はもう少し騎士らしい日記になるといいなあ……
おまけ。

ルカ様に襲い掛かるササライ様。

いやもうね。
怖いのでよそでやって下さい。ほんと。

さあ、帰ろう。