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セラはというと。 はなっから食事に参加してません。 セ「牛乳を飲んでいれば、一日の栄養補給は十分です！」 …う〜ん、質素倹約。 |
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さすがのアルベルト、食後はすかさずジル様のお相手です。 以前のように高尚な政治トークかと思いきや… ジ「貴方は…恋愛についてどういうお考えを？」 おっと！恋愛トーク！？ 某入り婿について悩んでいらっしゃるのかしら？ どうなの？軍師的に、この手の話題は… |
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ア「恋とは巨大な矛盾です。 それなくしては生きられず、しかもそれによって傷つく――。 戦術的に申し上げれば、恋愛は常に不意打ちの形をとって…」 どんとこいでした。 …さすがだ…会話の引き出し多すぎだよ… |
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こちらでは、坊ちゃんとセラが平和に料理の話題。 後ろではまだルックがギター掻き鳴らしてます。 セ「まあ…特製シチュー、ですか？」 坊「うん。絶品なんだ。良かったら今度食べに来るといいよ。 ルックも一緒にさ」 |
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と。食べ物トークにめっぽう弱い人外。 すかさず割って入ります。 ユ「なんだ！？ケーキが食えるのか！！？」 坊「…いや、シチューの話なんだけどね…」 ――またケーキですか？（第１話参照） |
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ジル様の相手を終えたアルベルト。チェスをはじめました。 似合う！…のですが。 折りたたみ椅子が貧乏くささを引き立たせます。 ア「戦術の基礎は盤上から…日々修練を怠らぬ事だ」 |
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おっと、アルベルト失態！ チェスに没頭するあまり、ジル様を退屈させてしまいました。 ジ「お話、もっとさせて頂きたかったのですけれど…」 |
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かといって、人外＆ルックでは話になりません。 ジ「…どなたもお相手をして下さらないのですね」 ジル様ご立腹！ |
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あ〜あ。とうとう帰っちゃいました。 ろくなおもてなしもできず、申し訳ないです… まあこの家の設備じゃどうしようもなかったんですが。 |
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続いて坊ちゃんも帰途に… どうも疲労困憊なご様子。 坊「…ソファ、無いんだね、この家…」 ああああ。すいません。貧乏でごめんなさい。 |
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ル「ちょっと疲れた、かな」 ようやくルックが 坊っちゃん帰っちゃったよ〜！なんて間の悪い… このエレキギター、あんまりなので次回までにどうにかします… せめてバイオリンとかさ… |
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一日中ギターで喉が渇いたのか、 森●牛乳の保冷庫へ向かうルック。 しかし、再び牛乳飲みっぱなしのセラに阻まれて近づけません。 ル「ええっと…セラ？」 セ「お待ちください！もう一本で一日分のカルシウムが…」 断固としてどかないセラ。しかたなくルックは待ちます。 |
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セ「（ごくっごくっごくっ）げふーーーー！」（生音） ル「…………」 |
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ル「……師匠の、影響かな……」 彼女のたくましさに、一抹の不安を覚えるルック。 背中に哀愁を感じます。 |
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さて。カルシウム補給完了の二人。 どちらともなく、●永牛乳ベンチに腰掛けました。 セ「……」 ル「……」 セ「あの、ルック様…？」 ル「何だい？」 |
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セ「風力エネルギーを船舶に利用する場合、船上に風車を利用した発電システムを搭載する方法と船上に帆を取り付けて、風力エネルギーを直接推進力として利用する方法が考えられますね。発電システムを搭載する方法は、回収する電気エネルギーを扱いやすいという特徴がありますけれど、風力エネルギーの有効利用といった点では帆に劣ると思いませんか？」（一気読み） ル「……ごめんセラ、よくわからない」 ――ますます不安がつのるルックでした。 |
＞そろそろ夜ですよ〜。