■第3話『セラ登場!破壊者一行貧乏倹約生活』2

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さて。ご来訪されたジル皇女…
風呂のドアを玄関と間違えた模様です。

ジ「…だれも出ないわ…」

そりゃ風呂ですからね。
玄関もない家ですみません…
坊ちゃんにいたっては、
何も無い空間でチャイム押すジェスチャーを!

馬鹿にされてるのか、単に天然なのか判断に苦しむ瞬間です。
ともあれせっかくのお客さま。
外交担当アルベルトがお出迎え〜。

ア「これはこれはジル様。先日は楽しいひと時を有難うございました」
ジ「ええ…こちらこそ」
ア「何もない所ですが
(全くだ)、どうかごゆっくり…」
続いて坊ちゃん。

ア「マクドール家のご子息ですね。
  トラン平定の立役者にお会いできて光栄です」
坊「あ…どうも」

妙な絵ですが、ありえない出会いじゃないんですよね〜。実際。
さて。
来訪早々、
ジル様にまでヤジを飛ばされるルック。

…いよいよ才能無いんじゃないかと…
当然ながら坊ちゃんもヤジに参加です。

坊「やめといたほうがいいって!」

ああもう、せっかくの再会だってのに〜!
そんな坊っちゃんに目ざとく反応したユーバー。
下世話な手つきでゴシップを振ります。

ユ「ククク…聴けたものではあるまい?
  そもそも奴の演奏は…」

――と。
坊「あー!そういうの、勘弁して」

思いっきり拒否られました。
…良かった…人外と意気投合しない子で本当に良かった…
セ「…なんだか、賑やかですね」

ひたすら絵画に没頭していたセラ、ようやく来訪者に気づいた模様。

それにしても。
ポップアートですか!?(意外!)
奥深い女だ…
戻ってきたセラ。ルックのギターにより
大ブーイング合戦場と化している現場にご立腹です。

セ「ルック様の演奏になんて真似を…!!」

なんの因果か、本当に
彼女だけブーイングしないんですよ〜。
さすがはセラ。世界はルック中心に回っております。
裏ボスが不機嫌なので、そそくさと料理の準備を始めるアルベルト。
世渡りが上手いです。

ちなみに、金が無いので
この家にはバーベキューセットしかありません。

毎日がサバイバル☆
ちゃんと人数分完成です。
いつもながら、ソツの無い男だよ…

火災も起こさなかったしね。
  
早速坊ちゃんがやってきました。

坊「あ、いただきます」
ア「どうぞ。つまらないものですが」
ジル様は…

ジ「ごめんなさい…少々口に合いませんわ」

やはり、王族にファーストフードはキツかった模様で。
貧乏が憎い…

ちなみに横ではまだルックがギター弾いてます。(協調性ゼロ)  
さて人外。
毎度の事ながら
超ワガママ。
人一倍文句が多いです。

ユ「なんだコレは!こんなものを食えというのか?
  だいたい料理というのは、きちんとコンロで火を通して…(略)」  
でも食う。
(これだから人外は…)  

>人外・ごーいんぐまいうえい。