■第10話『ジェクさんスターへの道!〜飛翔編〜の巻』4

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ドタバタのうちに初舞台は終了。

体を張った活躍が認められたのか
再び銅の像を頂いちゃいました!
うふふ。これでトロフィーは二つ目。

ゲーム本編のジェクトの家にも、トロフィー一杯飾ってありましたよね。
これでまた少し、近づいたかな?

さてさて。ここで現時点での、ジェクさんのスターキャリアなど。


FFXシム界でも稀に見るパラメータの高さですが、
論理パラメータはゼロです(笑)。
う〜ん、五つ星スターを狙うには、あと二回、レベルアップが必要ですねえ。
(名声は0.5ずつ増えるのです…)

それには、前回も書いたように
スター友達、そしてファンとの友好関係が必須!
ちょっと仲良くなったくらいじゃ、好感度はすぐ下がってしまうので、
広く深〜く人間関係を作っていかねばなりません…。

そう、深く深く。って、うん。あのね、深いのはいいんだけど…。

こらこらこらこら。

……い・いえ。慌ててはいけません。
実はコレ、
ただの挨拶

そう。スタージェクト様は
キス魔になのです。
女性ファン、女友達、誰彼構わずキスの大盤振る舞い!
…それでまた、相手が怒らない辺りはさすがというか何というか。
そんなジェクさん@ダウンタウン。
パインちゃん(
)のタウニーに、のらりくらりと近づいてる模様。
パ(似)「ジェクトッ……!?本物!?」
J「おうよ」
パ(似)「…!い・いつも応援してます!」
J「そうかよ、アリガトな!
  んじゃ、可愛いおじょーさんには御礼に…」
J「こうだ!」
パ(似)「
!!!!

またやりよった!
カリスマスターにキスされて、大喜びのパインちゃん()。
(飛びすぎです)

罪な男だよ……。
と、そんな二人の間に、いきなり妙な男が乱入してきました。
このお兄ちゃん、どうやらジェクトの大ファンのようです。

男「ま・まさかこんなところでお会いできるなんて!」
J「あん?」
男「感激だっ!もう死んでもいいっ!」
J「そ・そうかよ」
男「この前のショー、最高でした!そうそうそれから、あの雑誌の…」

延々続く、男のファントーク。
パインちゃん(似)、邪魔されちゃって不機嫌そうですね。
しかしそこはスタージェクト様。
迷惑なファンにも余裕で応対してあげてます。

J「いつもアリガトよ。これからも応援よろしく頼むぜ!」
男「
!!か・感激だ!!もうこの手は一生洗いません!!!」
J「いや、洗っとけ。汚えから」

ん?握手?
…・・・
男にはキスしないんですね。(わかりやすい人だ…)
さてその後も、ダウンタウンでのファン獲得活動は続きます。
あ。買い物にきてたアニキを捕まえて、筋肉自慢してますね…。

ア「ヌゾミ・・・…!

アニキ、すっかり感激しちゃってる模様。
ア「ト・トエ、ワンサイサミハブリッツヘンキュシハニサミンガ!
J「そうかよ。ま、頑張れや。おめえ動き早ぇし、見所あるぜ!」

アニキもジェクさんに憧れてるようですね〜。
アルベド語ヤヌサーな人しか読めないと思われますが。
続いて…お、得意分野の(笑)女の子ですね!
パインちゃん(
)に続いて、X2リュック()に声かけてます。

リ(似)「え〜っ!本物?」
J「おう!」
リ(似)「すごーい!ね・ね、握手してよ!」
J「握手もいいけどよ――」

例の如く、ジェクさんが
タラシモードに入ったその時!
ワ「ジェジェジェ、ジェクトさーーーん!!!!
J「
おわっ!?

熱狂的ファンワッカ来た!
ワ「マジ感激ッス!もう・もう・俺っ……!
J「お・おう。いや、な?わーったから、ちょっと落ち着け。な?」

今にも
抱きつかんとするワッカを必死に押し留めるジェクさん。
やっぱり男に迫られるのは嫌なご様子。(しかもワッカだし…)
ワ「す・すんません…俺、嬉しくって。
  俺らに選手とって、ジェクトさんはもう、神ッスから!」
J「ん?そうか?」

素直に憧れられて、すっかり機嫌回復のジェクト(現金です)。
J「ま、アレだ。25・6じゃオレから言わせりゃまだまだ駆け出しだぜ?
  死ぬ気で鍛えて、上を目指せや」
ワ「あ・有難うございますっ!頑張ります!」

差し出された
神の右手に、感激しきりのワッカさん。
…やっぱり握手なんですね。男子は。
さらに帰り道。今度はブラスカ様に出くわしました。

J「おうブラスカ!久しぶりだな」
ブ「やあジェクト。そうだね…随分久しぶりな気がするよ。
出番が

うっ……!?
そういえば、クリスマス以来ご無沙汰でしたね……。
半年振りか…。そうか…。
さっそく、ジェクさんの自慢話が始まります。

ブ「最近、随分君の噂を聞くようになったよ。
  活躍しているようだね」
J「おうよ!なんたってかつてのブリッツキングだからよ。
  引く手数多で身がもたねえぜ」

あれ?
ドーナツの着ぐるみ着た事は話さないんですか?
ブ「ふふ…それだけ君を必要としている人がいるなんて
  すばらしいことじゃないか」
J「へっ…まあな」

自慢話にも穏やかに応じてくれるブラスカ様に、ジェクさんご機嫌です。
(どうしたんですかブラスカ様。キャラ変更ですか?)
J「あ〜そうだ。今さらおめえに、こんなんやるのもナンだけどよ」

上機嫌のジェクさん、おもむろに取り出した自分のブロマイドに
さらさらっとサインを始めました。
(追っかけモモがうろつき出しましたが無視しましょう)
J「ほれ。ユウナちゃんにでもあげてくれや」
ブ「いいのかい?」
J「いーってことよ。」
ブ「ふふ…あの子も喜ぶよ。君の大ファンだからね」
J「嬉しいねえ。こんど二人で遊びに来いよ。歓迎するぜ」
ブ「そうさせてもらおうかな」

そんな感じで。
終始穏やかに、二人の会話は終了しました。
……あの、ブラスカ様?大丈夫ですか?
おっと!さらに!
ブラスカ様と別れたその直後、今度はアーロンと出くわしました。
妙に人に縁のある日です。

それにしてもアーロンよ。
夜中のダウンタウンで一人、何やってたんですが?
J「おうアーロン、暇そうだな。いいもんやろうか?」
渋「……出し抜けに何だ」
J「いーから、ほれ、手ぇ出せ手」
J「じゃじゃーん!ジェクト様ブロマイド!新作だぜ?」
渋「いらん」
J「バッカおめー、直筆サイン入りよ?レアもんよ?
  それを昔のよしみでタダでやろーってのに、
  どうなんですかねえ?そのつれない態度」
渋「……すまん」

そこで謝っちゃダメだろう、アーロンよ。
貰ったブロマイドをしげしげと眺めるアーロン。

渋「……相変わらず破廉恥な格好だな」
J「カーッ。これだからオッサンは困るぜ。
  この肉体美が!ゲージュツが!理解できねえかなあ?」
渋「お前に語られるようでは、芸術もおしまいだ

そんな渋のつれない態度が、負けず嫌いの火を付けてしまいました…。
J「言いやがったな?よ〜し。
  そんなら仕方ねえ!この場で!みっちり!
  ジェクト様の凄さ、解らせてやろうじゃねえか!」
渋「…遠慮する」

今さらそんなの、聞く耳持ちませんよ、アーロン。
J「まずこの上腕を見やがれ!ここまで無駄なく鍛えるにはだな…」
渋「……それで?」

最初は迷惑げに聞いていたアーロンでしたが……
J「つまり!俺様の魅力ってのは、この鍛えられた肉体と――」
渋「ほう…」

なんか、感化されはじめてますよ!

>単純です。