第8話『”お菓子か破壊か?”破壊者deハロウィン・当日編』11

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さらに、それを見ていたクイーンまでが、お菓子をくれました!

ク「ほら。
  どこの
だか知らないけど、あまり遅くならないうちに帰りなよ」
ル「……」

ルック(32歳)、一歳違いのクイーン(31歳)に
完全子ども扱い。
複雑な心境です。
ル「…一応、頂いておくよ」
なんだかんだ言いつつ、機嫌を良くしたルック。
とうとう吹っ切れてきたのでしょうか。

その後…
ル「邪魔したね」

目的は果たしたとばかりに、早々に帰途につきました。
一方。
帰る気配すらない魔女がこちらに。

セ「貴方のギターは今ひとつですね」
エ「……そうスか」

引き続き暴言吐きまくってます。(どうにかして下さい)
セ「ところで、お菓子はまだですか?
エ「……いや、生憎と持ち合わせがな……」
セ「仕方ありません。
  お菓子が出ないのなら、
食事を頂きましょう

身勝手です。
と。そこへクイーン乱入!

ク「ちょっとアンタ、どういうつもりか知らないけど、
  そんな取引に応じるわけにはいかないね」
セ「まあ…!随分と不躾な…!!」

不躾なのは多分貴女です。
セ「いいですか、ハロウィンというものは…!」

セラ、ここぞとばかりに大熱弁!
そこまでしてお菓子が欲しいんですね。
クイーン、あまりの剣幕にあっけに取られております。
ク「ああもう、やかましいねえ。
  コレでいいんだろ。さっさと持って帰りなよ」

セラの大暴走に疲れたのか、クイーンが渋々飴を差し出しました。
ふう…これにて一件落着か…と、プレイヤーが安心した…

その時!
セ「フンっ!!!
ク「
!?

ぐちゃっ!!(踏み潰した音)
ぐりぐりぐり…(丁寧に踏み直してる音)
あわわわわわわ…((´д`;))

(何が狙いなんだ、セラ…)
←プレゼント箱、ペッチャンコです。(初めて見た…)

一挙に
険悪になる場の空気!

…と。
この最悪のど修羅場に、うっかり侵入してしまったのはやはり彼。

エ「よおクイーン、こんなとこで何し……
!?

異様な空気を即座に察知したエース。
続けざまに彼が取った行動は…
エ「あ〜…その…アレだ。
  ゆ・夕飯でも食ってったらいかがっすか?」
セ「…はじめからそうして下されば良かったのです」(笑顔)

エース、
ナイスフォロー!
これに気をよくしたセラは…
遠慮なく夕飯(タダ飯)をたいらげ…
意気揚々と帰宅なさいました。

私は、人外より
彼女が恐ろしいです。
その後。

エ「……うおっ……真っ平ら……
  女は怖ぇなあ……」
(何故か)女の争いの尻拭いをするエース。


さらに…
ゲ「……チェックメイト」

結局最後までチェス打ちっぱなしだった大将。

>大将の大物ぶりを見せつけられつつ、次の家へ続く。