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ユ「それは何語だ!?(共通語です)
俺にも解る言葉で話せ!」
ア「……いいから大人しく聞いていろ」
いちいち喧しい人外をなだめすかして、
アルベルトの講義は続きます。 |
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ア「……つまり、現在のハルモニアは
ササライをはじめとする数名の神官将の指揮の元、
徹底した新兵教育を施しており、この完全なる秩序の――」 |
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ユ「つまらん!お前の話はつまらん!!」
ア「……つまり、ですね」
湯葉の執拗なヤジにも負けズ、
一生懸命講義を続けるアルベルトでしたが…… |
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ル「軍師のくせに、話術は下手だね」
ルックにまでもヤジを飛ばされて―― |
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ア「やかましい!」
とうとうキレちゃいました。 |
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ア「いいからっ!(ダン!)←地団駄。黙って(ダン!)
聞けというのがっ!(ダン!)」
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ア「わからないのかっ!!!!!!」
ユ「…………」
ル「………………」
ユ「………貴様、バカか?」
バカにバカって言われちゃったよ!
(この格好では無理もありませんが)
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アルベルトが人生最大の屈辱を味わっている頃、
農園では、セラがほぼ全ての栽培作業を終えていました。
満足そうに腰をさするセラ。もう立派なオバちゃんですね!
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いつの間にか、猫セラも遊びに来てました。
分身だけに、お手伝いのつもりでしょうか?
キミの出番は、もう少し先なんだけどね。 |
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栽培を終えて、今度は水撒きです。
これだけの量があると、なかなか大変…!
セ「美味しく育ちますように……」 |
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猫セラは、雑草とにらめっこ中でした(かわゆい)。
野うさぎや野リスは退治できるけど
雑草取りは専門外なんだよね……。 |
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するとそこへ、ルックがやってきました。
ル「手伝うよ、セラ」
セ「ルック様…!お勉強はよろしいのですか?」
ル「あぁ…しばらくは無理だろうね、アレじゃ」
アルベルト、フンバ! |
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というわけで、ルックも水遣りのお手伝い。
わざわざ手伝いに来てくれるなんて、
毎度セラには甘いですねぇ。
ル「うるさいな。切り裂くよ」 |
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ルック大好きッコの猫セラが、後ろをついて回ります。(かわゆい)
ル「まだ芽が出てないから…悪戯しないようにね」 |
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水遣りが終わると、セラはブドウの苗の世話をして……
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ルックは雑草取り。
いやあ、実によく働きますね〜。ねえ? |
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聞いてます?そこの人。 |
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農作業を一通り終え、セラは労働後の一杯を楽しんでました。
ここではネクターが飲めるわけですが
ブドウやべリーが収穫されれば、このネクターも
手作りできちゃうんですよね〜。 |
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ルックは再び台所に戻って、クッキング。
今度は、美味しそうな手作りパンです!
いっぱい働いて空腹のセラ、きっと喜びますね。
しかし、当然ながら…… |
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働いてないのに真っ先に食べにくる人外。 |
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セ「労働もせず食べてばかり……とんだゴクツブシですね」
ユ「何だと貴様…言わせておけば!
ところでゴクツブシとは何だ!」
相も変わらず不仲の二人。 |
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ア「バカにバカと…バカか…?バカな…悪夢だ……」
猫「にゃ〜ん?」
アルベルトは、先の一件ですっかり放心状態ですね。
猫セラ(画面中央右)に励まされてどうする。 |
そんなこんなで、破壊者一家の新生活がスタート致しました。
新しい家での彼らの生活、引き続き生暖かく見守って下さいませ〜。
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<おまけ>
湯葉が遊戯室に置いておいたマジシャンセットに
興味を持ったようなので、観察してみます。 |
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ユ「いいかっ!この、なんのへんてつもない帽子に……」 |
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ユ「この俺のカオスを注入すると――」
(変なもの混ぜないで下さい) |
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ユ「なんと、どこからともなく一匹のウサギが……!」 |
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…………。 |
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ユ「ウサギはどこだっ!!!」
失敗したんですヨ。
とはいえ、数ヶ月前まで奇天烈マジシャンだったことですし
(@ハロウィン)本格的な手品師デビューも近いかも? |