■第11話『飛び出せカオス!ユーバー奇天烈マジシャン修行』5

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キカ様の素晴らしい見切りっぷりに感激していると…
大失敗後のシム画面に、こんなメッセージが。



論 理 ス キ ル!?


そ・そうか…マジックに必要なのは
論理だったのね…!
家のマジックセットのメッセージ、解り難いんだもんよ…。
と言うことはプレイヤー、
最も不適切な人間にマジックをやらせてた事に…!(人外:論理1

長きに渡る謎が解けた今。
真のマジックを見るのに打ってつけな人物が
破壊者一家にいるではないですか…!


ア「くだらぬ用で、呼び立てないで頂きたいものだ」

まあそう言うなって。
大体、君が
人外やセラみたいに自主的にマジックで
遊んでさえくれれば、もっと早く謎は解けたんだよ…!
(命令しない限り、遊戯物に手を出さないんですこの男…)

アルベルトの論理スキルは既にMAX。
間違いなく成功が期待できます…!
とりあえず選んだのは、人外が何度も失敗している
「ウサギの出るシルクハット」。

ア「……やれやれ。子どもの遊戯だな」
けだるげにシルクハットを手にした軍師兄。
何事か呪文を唱えると…
ア「…これっきりにして貰うぞ」

おもむろに右手をシルクハットの中に!
すっぽり。

で・出たー!
ウサが出たウサー!ぶらんぶらんしてるウサー!
かかか可愛いウサー!(*´д`*)
ア「――これで満足か?」

アルベルト、嫌がっていた割には
得意げに周りに見せ付けてます。……ちょっとノッてきた?
それにしてもさっきからウサギがブラブラブラブラ振り回されてて
もう…んもうっ…
可愛い!
ア「フッ…」

やはりノってきた軍師兄、最後にウサギとフレンチキス☆
そして優しくシルクハットに戻すと…
あら不思議!あっという間にウサギは時空の彼方へ…!

ア「…実に単純な仕掛けだ」

仕掛けあるってバラしちゃだめー!(ウサはコートの中?)
いやしかし。さすがの鮮やかさ。
よし、せっかくだから、アレもやってもらいましょう、アレも。
アレ。

人外・裏ボスが悉く失敗した「飛ぶ炎」です。
今度こそ、本物のパフォーマンスを見せて頂きたいもの…!

ア「何故出来ないのか理解に苦しむ…。
  ウサギの仕掛けの、簡単な応用だろう」
アルベルト、鮮やかにフライパン(仮)に着火。
当然ながら
脳天は燃やしません。
炎が燃え盛るフライパン(仮)のフタを、素早く閉じて――
すぐさま開く!――すると…!
バサバサバサバサッ!

ハトが出たー!


ああ…そうか!だから「
飛ぶ炎」ね。
炎が一瞬でハトに。いや…これはなかなか、鮮やかなもんです。


ちなみに。


ここまでの一部始終を見物していた人外(右)↓
(呼んでも無いのに来ないで欲しい…)


ア「わかったかユーバー、これが奇術というものだ。(
得意げ
お前は行動の前に、もう少し奇術の構造やロジックを学んで――」

ユ「フンッ……
つまらん!

マジックが終わったとたん、
不機嫌そうにその場を立ち去るユーバー。
もうマジックには飽きたのか?と思ったプレイヤーでした…が。

アルベルトが自室に引き上げた途端…
すぐさま帰ってきました。
(何がしたいんだ)


この負けず嫌いめ!
性懲りも無く、再びマジックにチャレンジするユーバー。
論理1だから無理だっつーのに。

ユ「いいかっ!空の箱に、二つの玉を入れ……」
ユ「フタを閉めると…!」
ユ「開けた時出てくる!

ウン、そうだね。(生温い笑み)

今回の結論。ユーバーにマジックは 無 理
そりゃ、論理鍛えれば出来るようにはなりますけれども…
論理的な人外なんて見たくないので却下。

まあ…彼の場合、
人間性が奇術師なので、別にいいかな…と。
綺麗にまとまったところで(まとまってねえ)、今回のシム日記はお開きでございます。

さあ、帰ろう。