第6話『ブリッツはどうした?ティーダパンチdeデート大作戦、の巻』4

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サンドイッチを食べ終わったので、二人は池に移動です。
向かい側で、若とキマリがまだエサやってますが
まあそれは無視することにして。

負けじと二人もエサやりに挑戦☆
ティ「それ!」
ユ「えい!」

なんだか息ぴったり〜。
やはり相性のよい二人です。
そうこうするうち、もう夕方。
公園に設置されているバーベキューセットで、
ティーダが腕をふるいます。

ユ「手伝うよ〜」
ティ「いいっていいって。ここは俺にまかせなさ〜い」

…いいなあこんな彼氏。
(ちくしょうめ)
ティーダ特製ハンバーガーが完成!
お金をかけたディナーもいいけど、こういうのも嬉しいよね〜。

食事中も会話がどんどん弾みます。
いつのまにか、友達マークが点灯してました!(やった〜)
これで顔見知りから一歩前進。
食事が終わったユウナ。
まだ食べてるティーダの隣に移動してきました。

やだもう、すっかり仲良しなんだから☆


と。
背後の木陰に蠢く何かが…
何か怪しい人見てる!!!
……アーロンでした。
こんな時間に一人で何やってんだアンタ。

渋「……散歩だ…」

デート覗き見は散歩とは呼びません。
その後、ティーダの使ったコンロをおもむろにいじり出し…
一人寂しく食べはじめました。
(何がしたいのかさっぱりです)

渋「……フン」

…もしかして混ざりたかったのかな?
いいから、早く帰って仔ティダにご飯作りなさいよ。全く…
さてさて。再び場所移動。
夜はこれからでございますよ〜。

ティ「ちょっとさ、洋服見てみないか?」
ユ「うん、そうしよっか!」
洋品店へやってきた二人。
長々物色していたティーダが、ユウナに試着を薦めます。

ユ「ええ〜…でもなあ…」
ティ「ちょっと試すだけだって」

その洋服とは…
水着でした。


…ティーダのスケベ。
まあ、あの紫ビキニいけてないしね…
X−2ご存知の方はお馴染みの温泉水着ですよ〜。
さすがによく似合いますねえ。
戻ってきて試着を見せるユウナに、ティーダ拍手喝采☆

ティ「似合う似合う!ばっちりだって!」
ユ「そう……かな」
ティ「うんうん。もう
最高っスよ!

青少年、可愛いビキニ姿に大興奮…もとい大感激です。
よほど興奮感動したのか、
ユウナが戻ってもまだ拍手してる青少年。

…青春ですね。
調子に乗ったティーダ、続いてネグリジェを薦めます。

レース仕様・スケスケ。

…これだから性…もとい青少年はよお…
(いや、選んでるのは私ですが)
ユ「…薄着すぎないかな?」
ティ「んなこないって!似合う似合う!バッチリ!」

ティーダ君もう
デレデレ〜。
さらに調子に乗ったティーダ。

とうとう
ウエディングドレスまで…。

気が早いにもほどがあります。
はい。もう、拍手が止まりませんよ青少年。

ユ「ちょっと…恥ずかしいなあ…」

ユウナが次にコレを着る時、その隣には…
うむむ。頑張れよ、ティーダ。
さて。
そんな感じで3着とも
全てお買い上げです。

もちろんティーダ持ちで。

……ここ数日のブリッツの稼ぎは全て泡と消えました……
女の子落とすのって大変〜。
さて、深夜に近づき、いい加減お別れせねばなりません。
財布もすっかり軽いティーダ、
もう大した事はできないのですが…

ユ「もう帰らないと…」
ティ「ん・ちょっと待って、その前に…」
ユ「何?」
ティ「じゃじゃーん!!」


取り出したのは真っ赤なバラ!!
実はデートの合間にこっそり買っといたんだよね〜。ふふふ。
最後の最後、駄目押しの贈り物です。
ユ「嬉しい…有難う!」

うっとりバラに見とれるユウナ。
いいわねえ。ラブラブだわねえ。
などと思っていたその時!
ハート点灯!!

やったあ!
とうとう恋愛感情が生まれました〜〜☆
しかしまだまだ薄いピンク色。
これが真っ赤になるまでは、貢いだりアレしたり貢いだり…
…がんばれ青少年。
仕事を一日サボったものの、かなり手ごたえのあるデートで
満腹満足なティーダ。

疲労困憊ながら、幸せ一杯の朝帰りです。


そのころ自宅2階では…
ジェクさんがまた泣いてました。


…いや。そりゃ一人にしたのは悪かったけどさ…


案外寂しん坊の親父をほほえましく見守りつつ、
今回はこれにてお開きです〜。

さて、帰りますか。