第9話『メリークリスマス!FFXシム人ズの聖夜の巻』10

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そんなユウナに気をよくしたのか…
リンさん、
すかさずゼニの話を持ちかけました(うへえ)。

リ「老後の貯蓄はお考えですか?
  新婚のご夫婦なら、今ですとこれだけの金利が…」
ユ「わあ…!お得ですね!」
うん、なんかもう、結婚しちゃえ。

とそのとき。何やら軽快な音楽が会場に響き渡りました。
カメラを移動してみると…


ブ・ブラスカ様に友達が出来てる!?(ガタガタ)

せ・聖夜の
ミラクルが!奇跡がおきました!
さんざんスキンシップをした結果のようです…。

人間には嫌われ放題のブラスカ様ですが
さすがは大召還師。
祈り子様とは相性バッチリみたいですね!

な〜んて驚愕していたら。再び物凄い怒声にビックリ!(急がしい夜だなあ)
またカメラを戻すと…


旦那さんが嫉妬に狂ってました。
ティ「ユウナに手を出すな!」
リ「お・おやおや人聞きの悪い…
  私はただ、お得なお話があるからと、奥様にですね…」
ティ「
もう騙されないッス!
うわあ!どつき合いです!
命令無しのドツキ合いは初めて見ましたよ!

やりすぎた報いですリンさん。

リュ「ま。自業自得だね〜」
と、そこへ当のユウナさんがやって来ました。

ユ「どうしたの?」
ティ「いいか、見てろよ!」
リ「はあ?」
ユ「??」

リンをひと睨みした旦那さん、次の瞬間……。
ぶっちゅうーーーーーー!!!!!


あーはいはい、なんていうか、
もう見てらんない。
新婚夫婦が勝手に盛り上がりまくってたその同時刻。
若「……帰ろう」

一人身の辛さを思い知らされたのか、
若ロンがせつなく帰宅です。
その後も、二人のテンションの上昇に反比例して…
次々に盛り下がって帰宅していく参加者達。

(まあ、あんなモノ見せ付けられたらやっとれんわな)
ちびっこたちも、夜遅くなったので
保護者とともに帰宅です。

仔「あ〜!楽しかった!」
渋「そうか…よかったな」
ああ。仔ユウナちゃんとこは
やはり
キマリが保護者役ですね。

実父は何やってんだ。こら、実父…
あ、なんかもういいです。
リ「やれやれ、すっかりあてられてしまいましたね」
J「おい!続きは家でやれ、
家で!」(正論です)
ティ「だな。…オレたちも、帰ろっか」
ユ「ウン!」

…なんだかんだでやっぱり
クリスマスは、
恋人いる人の勝利って事ですね。
さて、客もほとんど帰宅し、シヴァ様がお片づけに励んでいる中。

部屋の隅から、闇夜をつんざくような、
けたたましい笑い声が…
早く帰って下さい。
ところが。シヴァ様がお皿を全部片付ける頃には…
なんか増えてる!?
今夜の事ではっきりしました。
ブラスカ様は、
祈り子様とはウマが合うのですね…。

祈り子と召喚士の謎の酒盛りは、その後深夜まで続きましたとさ。
おまけ。


シ「……」

シヴァ様、なんかもう、
色々ごめんなさい。

>このまま夢ザナル親仔のクリスマスも見るよ!

>いや、もう帰るッス。