■第10話『ジェクさんスターへの道!〜黎明編〜の巻』5

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さてさて。たゆまぬ努力(むしろオーランドの知名度)のかいあって
ジェクさんは順調に出世を重ねております。シム界でも、大分顔を知られる存在に…!

♀「ジェクトさん…ですよね!?」
J「おう」

道を歩けば、ファンから声をかけられるように。
なんだかピチピチなお姉様です。
♀「ずっと大ファンでしたっ!」
J「おっ、そうかよ。ありがとな!」

ギャルの声援を受け、ご機嫌なジェクさん。
さらにさらに……
♀「サッ…サインお願いしますっ!」
J「んぁ?」

サインもせがまれるようになりました!
うんうん。これぞ、ザナルカンドエイブスのスター、ですな。
J「んで…、ネエチャン、名前は?」

スターダムを上り詰めるには、ファンの獲得も大事な要素。
勿論、快く応じます。
♀「有難うございますっ!大切にします!」
J「いーってことよ!」

よかったね、お嬢さん。
さらに、ダウンタウンでもサインをせがまれ……

んんっ!?
J「……な〜にやってんだ、おめえ」
渋「い・いいからさっさと書け!」
J「別にいいけどよ…。なんっか気色悪ぃな〜」

さては仔ティに頼まれましたか?
それとも、
本当にファンなんですか?

(オーランドが透明人間化してるのはバグです)

こうして、順調にスター街道を突き進むジェクさんですが。
売れっ子になればなるほど、周囲は騒がしくなっていきます。
イタズラ電話はひっきりなしに鳴りますし……


↑このようなゴシップ記事も出回るように!

ジェクトの子ども時代……相当悪かったんでしょうね〜。
ちっちゃな頃から悪ガキで、15で不良と呼ばれてそうです。
ナイフみたいに尖っては、触るものみな傷つけてそうです。

増えてきたファンの中にも、少々困ったちゃんが出てきました。

♂「じぇじぇじぇじぇっ
ジェクトーーーーー!!!!!
J「おわっ!?なんだてめえ!」
♂「好きだ!むしろ、抱いてくれ!!
J「
おととい来やがれ!

いきなり抱きつこうとする
ファンに、
ジェクさん一気に臨戦態勢。

……この所業のせいで、スターランクひとつ下がっちゃいました……。
(つまり、抱きつかせてあげなきゃスター失格ということか?)

…しかしながら。
この彼はむしろ、可愛いほうです。
ちょっと興奮しちゃっただけですものね。

この世界には、もっと厄介なファンがいるのです……。

コイツです。

その名も「熱狂的ファン」!
スタパラやった人なら、一度は苦しめられた事があるであろう
うるさい・しつこい・キモイ」と三拍子揃った
恐るべきストーカー野郎でございます。
出会いは、あるオフの日。

ジェクさんが自宅で
愛車のハーレーを整備しているのを……
熱「ヒヒ……」(生音)

なんか物陰からじっと見てるーーー!

これが、始まりでした――

別の日。
ジェクさんは、マブダチのオーランドととの友情を深めるべく
ダウンタウンの公園へ。
園内では、エアリス(に改造したタウニー)に
サインを求められたりしつつ……
ピクニックで気分転換を図っていた、その時!
真横の木の後ろに何かいるーー!
その後は、シートの周りをうろうろし続けたあげく
「ウヒヒ」「グヘヘ…」等々
聞くに堪えない
奇声を上げ続けたり
妖しい動きを繰り返したり。

物凄く不快です。
あまりに気味が悪いので
仕方なく帰ろうとタクシーに乗り込むと……
追いかけてきた挙句、車の前に飛び出してくるー!!
(ギャア!)
熱「ウヒヒ……」

フロントガラスから車中を覗き込み
ご満悦な熱狂的ファン。

運転手さん!アクセル踏んじゃって!

彼の追っかけは、オフの日だけに留まりません。
とうとう仕事場が侵食される日がやって来ました……!

冬服撮影のため、久々にスタジオタウン入りすると――
!?

>何かはみでてる!