■第10話『ジェクさんスターへの道!〜黎明編〜の巻』3

BACK<< TOP >>NEXT

撮影所を叩き出されたので、その足でセレブが通う洋品店へ。
スター用のハイ・ファッションを購入しました!
まずは外見から、というわけで。

こういう
素っ頓狂な色のスーツでも着こなしてしまうのが
さすがジェクさんといったところ。

J「服買ったはいいが…これからどうしたもんかね」
と、店の外をフラリと通り過ぎる一人の美少女…。

んん!?この顔、服装、どこかで…。
出ました!頭上にきらめくスターの証!(星マーク)

間違いありません。
今をときめくグラミー歌手。
アヴリル・ラヴィーンです!
アヴリル大好きな私の陰謀により、
ジェクさんに「サインをもらう」の命令を下してみました。

さすがスター!快く応じてくれます。
その勢いで、マリリン・モンローや…
クリスティーナ・アギレラにサインを貰いまくるジェクさん。

命令しておいてなんですが、
ちょっぴりかっこ悪いです。

とはいえ、こうした実在の大物芸能人はいわば別格。
彼らにいくらサインを貰っても、自分の出世には繋がりません。

成り上がるためには、武者修行せな!

…というわけで、やってきました。
カラオケステージが置いてある、場末のスシバーです。

ここで唄ってアピールして、モデルの仕事をもらえるようにならないとね!
しかしながら。

せっかくの大熱唱も……
観客、なんかワッカ似の人一名のみ。
(なぜか上半身裸)
ほとばしるほどせつないです。

しかし。
ここからが、キングオブブリッツ、スタージェクト様の真骨頂!
カリスマ、創作力、体力等々の高スキルは伊達じゃありません。

たった一晩で、観客は一人増え…
二人増え…
おおっ!?
す・すごいよ、ジェクさん!
観客の増加にともなって、ジェクさんの歌声も益々ヒートアップ!

J「おらおら、最後までついて来いよっ!」

あうあう。カッコイイ…!(←既に自分が歌声にメロメロ)
そんな俺様っぷりに、女性ファンも急増中!

いやほんとに…
偶然なのか必然なのか…
女子の観客多いんですよ!(さすがだ…)
あ、なんかムキムキの人もいらっしゃいましたね。
J「よう、ネーチャン。今日も来てくれてありがとな」

…ってな感じの絵が撮れました。
くうっ…うらやましいよ、そこの水着の人!
そんなこんなで。私が心配する暇もなく、
あっという間にスターレベルが規定値に達してしまいました。

J「ま、これが俺様の実力ってやつよ」
さて。
ここからが本番。写真撮影リベンジです。

さっきはケッタイなポーズで早々に追い出されてしまいましたが
今度はそうはいきませんよ!
むっ…?
おおっ!?
さっきとは段違いな、素敵ポージングぶり!
フェロモン大放出!
これです。これでこそスタージェクト様です!
撮影のウォーホール氏も上機嫌!

J(へっ…ちょろいもんだな)

こ、これはイケるかも…。
と、プレイヤー&ジェクさんがうっかり油断した、
次の瞬間。
んっ?
ありゃっ!?
…認識が甘かったようです。
せっかく上げたスターレベルが、いきなりランクダウン…。

み・道のりは険しい…!

>ってゆーか要は、私が操作ミスしただけなんですけどね…。