■第6話『夏だ!浴衣だ!破壊者納涼盆踊り大会☆』6

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け・警察がっ!!!

え〜…何しに来たんだろう…
たまたま近くにいたクラウスに近づいてきた婦人警官。

開口一番言い放ったのは…



近所の皆さんごめんなさい。

…しかし。
朝からパントマイム師にからまれ
良かれと思って皿洗おうとしたら
蛇口を壊し
それでもめげずにお手伝いしてたら
客なのに警察に怒られ……

ついてないですね。クラウス。

しかし。
苦情が出ようが何しようが、この面子が宴会を止めるはずもなく…

いつの間にかメンバー変更、
ボルス&人外の変わりにナッシュ&ジル様が加わってます。
(また女の話ですか>ナッシュ)

……そうか。
逃げたか、ボルス…
人外は、一人で一升瓶片手に大盛り上がり!

ユ「ひゃーはっはっはっ!
  いーっひっひっひっひ!!!」
(生音)

夜空に響き渡る人外の笑い声!
ちょっとちょっとアンタ、そんなに騒いでると…
案の定呼び出されました。

ユ「なんだ貴様!邪魔する奴はコロス!!!!」
警「……(怒)」



人外のせいで。

も〜。家計が苦しいのにどうしてくれんのさ!

金にはうるさい破壊者一家。
罰金まで取られては、さすがにお開きにするしかありません。

ア「申し訳ないですが、お引取りを…」
ル「飲み足りんぞ!!」
ナ「ま、仕方ないねえ」
サ「はははは。なんだい、もう終わり?」
ク「お騒がせ致しました…」

メンバーが一斉に立ち上がる中、
ジル様だけまだ騒いでおられますが。まあ放っておきましょう。
皆が次々帰る中、
飲み足りないルカ様は、ひとり牛乳保冷庫前へ。

すると、例のパントマイム師が、
無謀にもルカ様の前へ…!!

ル「――なんだ貴様」
パ「……☆」
パントマイム師、決死のパフォーマンス!!

しかし。当然ながらルカ様、食いつきません。
むしろ
ずんどこ不機嫌になっておられます。

ル「……いい加減にしろ。目障りだ」
パ「!?……☆っ!」
懲りずにパントマイム師はアピールし続けますが、
とうとうルカ様は
ご立腹!

ル「――ブタは死ねっっ」
パ「!!??」
あ、パントマイム師本当に帰っちゃった…

一日中俺様だったルカ様、
最後は招かざる客を撃退し、
誰の見送りもなく悠然とご帰宅されました……。

ル「くだらん」

う〜ん。素敵。
そんなルカ様の帰宅を見計らったかのように…
どこぞに隠れていたボルスも帰宅です。
……そんなにルカ様&人外が怖いか。

ア「よろしければ次の機会も是非…」
ボ「――二度とごめんだ

宴が終わり夜も更けて…
主催者である破壊者一家、ほんとお疲れさま!
もうメーターもボロボロだし……早く床につきたいよね!

…でもね…。
















片付けるまでは寝かせません。


セ「どうしてこんな…ユーバー!説明なさい!」
ユ「俺は知らんっ!!」
セ「ごまかしても無駄ですよ!」
ユ「知らんと言っているっっ!」
ア「はいはい。騒いでないで働きましょう」

時刻はもはや
深夜2時
クラウスの破壊活動のおかげで、いつまでたっても寝れない破壊者一家でしたとさ。

結局、早々に寝たルックが一番かしこかったね……

ル「スー…スー…むにゃ…
  師匠…そんなに踊っては裾が……」
おまけ。

結局片付けやら風呂やらで夜は過ぎ。
一睡もせず浴衣のまま、仕事に行く翌朝のアルベルト。

ア「……さすがに、きつい……」

クビにならないか心配です。

さあ、帰ろう。