第5話『仔ティダにメロメロ!夢ザナル一家小旅行、の巻』4

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雪山に到着!
って…
水着のまま来ちゃいましたこの親子。

仔「なんか…すっごく寒いね!」
渋「そうだな…」

そりゃそうです。
場違いな格好のまま話しこんでいると…。

また変なの来た!!

バケーション(雪山方面)マスコットのスノーマンです…
いや…これまたどうして
ブサイクですね。
仔「うわあ!雪だるまだ〜!」
ス「…☆」

意外や意外。今度は仔ティダ、食いつきました。
海から来た少年、雪は珍しいのでしょうか。

それにしても
寒そう。お腹冷やすよ…
その間に、義父アーロンはチェックイン。

受付「……」

水着姿の珍客登場に、
心なしか受付嬢の視線も冷たいです。
何かがオカシイと気づいた仔ティダ。
チェックインが済むなり、防寒着に着替えました。

仔「あ〜。恥ずかしかった!」

この日のために買っておいたコートです☆
…ううむ。かわゆいのう…
と。うっかり気に入られて嬉しかったのか、
スノーマンがトイレに乱入してきました。

ス「☆☆!!」
仔「……出てってよ」

せっかく食いついてたのに…結局また嫌われるマスコット。
それでいいのか、マスコットよ…。
遅ればせながら、
周囲の冷たい視線
に気が付いたアーロン。
慌てて防寒着を買いにきました。

ア「…さて、どうするかな」

それにしても、アーロンに防寒着ねえ…
予想通り似合いませんでした。

…これじゃただのオッサン(釣り人・55歳?)だよ…
あ!レジの人も頭かかえてる!
(そんなに似合わんか)
気を取り直して、二人で雪合戦。

仔「…その服、イマイチだね」
渋「む…そうか?」

そうですとも。
お次はスノーボードです。

仔「これ、得意なんだ〜。観ててね!」
渋「どれ…」
颯爽と滑り出した仔ティダ。
う〜ん。上手でないの。

難しいターンもこの通り!

↑下ではアーロン、拍手喝采です。

渋「ふっ…なかなかやるな」

よほど感動したのか、仔ティダが帰ってきても拍手。

仔「えへへ!すごいでしょ!」
渋「見事なものだ…」
…まだ拍手してます。
親ばかです。

仔「…もういいよ〜」
渋「む、そうか」
やはりあの格好が気に入らないので(私が)
普通の服に戻しました。

はじめっから大人しくこうしときゃよかったよ…
アーロンに着こなしを求めた私が悪かった!(←ひどい)
気を取り直して、今度は二人仲良く雪だるま作り!
まずは下段をしっかり作ります。

ペタペタペタ……
渋「ふむ…こんなものか」
仔「じゃ、次二段目ね!」
二段目が乗りました。

仔「まかせといて!」

仔ティダが頑張って形を整えます。

ペタペタペタ・・・
仔「これでいい?」
渋「待て…ここはもう少し、こう…」
ラスト、3段目です。
高くなってきたので、アーロンが中心になって…

ペタペタペタ・・・

仔「う〜ん、とどかないよ〜」

つ・つま先立ち…!(*´`*)
仔「ねえねえアーロン!」
渋「む…、仕方ないな…」

な・何する気!?
ま…まさか…!
仔「えいっ!!」


抱きついたーーーー!!(*´д`*)
ぴょんって!ぴょんって!!
あ〜、たまらん…!
仔「えへへ…これで届くね」
渋「フッ・・・」


うわあん。いい絵が撮れました…
シム万歳!
仔「目と鼻はここで〜…」


あ〜。コレがやりたかったのか。
ふふふ。かわゆいのう…
仔「これでよしと。アーロン、仕上げしてね!」
渋「いいだろう」
渋「やれやれ…だな」

マフラーと両手がついて、
雪だるまの完成です!
仔「えへへ、やったね!」
渋「まあ、よしとするか」


雪だるまのできばえに、二人ともご満悦。

と…
また来た!!

完成した雪だるまと比べると、
そのブサイクさが引き立ちますな。

仔「やっぱ可愛くないや。帰ってよ」

子どもって残酷☆
さてさて。楽しい時間はすぐ過ぎるもの…
チェックアウトの時間です。


手続きを終えて外に出たら…
いきなり仔ティダに抱きつかれました(*´д`*;)

仔「やだ〜、まだ帰りたくないよ!」
渋「また来ればいいだろう。そう泣くな」
仔「約束だよ…?」

最後まで仔ティダの可愛さにメロメロな
アーロン(&プレイヤー)でしたとさ。

さて、帰りますか。